2011年1月19日水曜日

スイッチングハブにSNTP タイム サーバーの設定追加

こんにちは、名古屋の時間貸しレンタルオフィス、レンタル自習室の@Spaceアットスペース管理人の中井です。
さて、アットスペース内のネットワーク機器であるスイッチングハブの詳細設定を致しましたのでご報告いたします。

昨年の10月にアットスペース内のネットワークを強化いたしました。
内容は、こちらを参考にして下さい。
■ネットワーク設計(改訂)信頼性の向上対策実施

ネットワーク環境設定の強化改定に伴い、外部インターネットへの出口は光回線100Mと光回線200Mの2回線構成となりました。
かつ、外部光インターネット回線との接続用ルーターは3重構造としトラフィック、および負荷分散型の安定した運用を実現しております。

今日は、上記のネットワーク強化したルーター以外のスイッチングハブの詳細設定を行いました。
設定機器:アットスペース内のインテリジェント・スイッチングハブ×5台
詳細設定内容:SNTP タイム サーバーの設定追加

【結果】この設定により、構内ネットワークで起動しているスイッチングハブ類が外部インターネット上の
SNTP タイム サーバと同期する事によって正確な時間を取得できるようになりました。
そのため、このインテリジェントスイッチングハブの機能である統計情報やシスログ情報が正しいタイムスタンプで記録できるようになりました。
これ自体はとても地味な事なのですが、後からの障害事象の調査に大変役に立つのです。


アットスペース構内でも、複数の光回線やネットワーク機器、そしてサーバー、パソコン類等を使用して複雑な環境となっているため、問題が発生した場合に何か問題なのか要因を探るだけで大変な負荷であります
いくら高価な機器を導入していても障害の時は丹念にログを見るしかありません。
その時に、重要なのが正しい時間で記載されたログ情報なのです。今回設定したSNTPのためにログが正しい時間で記録されるこれは大きなポイントです。ちなみに、サーバもSNTP設定済みで、そのサーバ配下のパソコンも時間同期するのでログ類が完全に時系列で見比べる事が出来ます


それにインターネット環境外部からのアタックにも、ログを見ることで事前に気付き防ぐことも可能になります。
セキュリティホールを見逃さないためにも有効な手段と言えましょう。