こんにちは、名古屋の時間貸しレンタルオフィス、レンタル自習室の@Spaceアットスペース管理人の中井です。
さて、標題の件ですが、あるお客様のオフィスでの事象です。
【事象】
Windows XP HOME editionのPCからネットワーク接続でDell™ Laser Printer 1720dnを使用。
このPCから1720nプリンターへ出力すると紙が出力される(問題無し。)
しかし、
このPC上にある、1720nプリンターのスプールが消えない!
暫くすると、先ほど出力されたスプールが再度プリントされる!
複数のプリント出力を行うと、プリンターの出力が極端に遅くなる!
⇒何とかしてくれと、依頼を頂戴いたしました。
Why? さーなんでしょうかと、そのオフィスへ訪問いたしました。
【この段階の推察】
この「Dell™ Laser Printer 1720dn」プリンタードライバーが正しくインストールできていないのではないか。
⇒理由)以前は、このプリンターをUSB接続で問題なく使用していたが、ネットワーク接続に変えてから、このエラー事象が発生した。
とすると、ドライバーがUSBタイプと混合しているのではとの推測
【現地での対処】
早速、このプリンタードライバーの再インストールを実行。
(*^_^*)多分これで治ると自信をもって対応!
■参考URL
Dell™ Laser Printer 1720/1720dn ユーザーガイド
http://support.dell.com/support/edocs/systems/prn1720/ja/1720_ja/ja/index.html
ネットワーク印刷のためのセットアップ
http://support.dell.com/support/edocs/systems/prn1720/ja/1720_ja/ja/d0e2403.html#setting-up-for-network-printing-chapter_ja
IP アドレス設定ユーティリティ
http://support.dell.com/support/edocs/systems/prn1720/ja/1720_ja/ja/d0e3239.html#set-ip-address-utility_ja
ところが、
どっこい、ぎっちゅんちょん、問屋がおろさない!(その場のあわてようで複数表現)
結果は、同じ事象((+_+))
想定外。さあ、帰ろうかと退散準備(逃亡)。
しかし、お客様から「どうでしょうか・・・?」との不安げな問いかけ受けました。
そこで、
以前の会社で、システムエンジニアをやっていた時の感覚を思い出しましたね。
障害発生対応では、現地でお客様に障害内容の説明と、障害の実対応を同時に行う必要があるのです。
☆正直、この時はしんどい! でも、脳内にアドレナリンが多く分泌され躁状態になりましたね。
(病気です。)
と、気を取り直しまして改めて原因を探ります。
♪Windows ファイアウォールで「ファイルとプリンタの共有」がブロックされていないかな?問題無し。
♪プリンターへ出力されるんだから、ブロックされていないはな。
でも、PC側のスプールが消えないのはプリンター側からのプリント正常出力結果が受け取れない原因ではないかな。
では、セキュリティソフトは
■SOURCENEXTのウイルスセキュリティZEROを使用されていました。
これを止めてみました。
【結果】プリンター出力後に、スプールファイルが無事に消えました。(*^_^*)
これだ!!
しかし、
・PC → ネットワークプリンタ(1720dn)OK
・PC ← ネットワークプリンタ(1720dn)NG
の一方通行とはわかりずらいブロックですな。
では、このウイルスセキュリティZEROのポートを開ける設定をしましょう!
ちょっと待てよ、このソフトの設定の仕方が、良く分からない。
もう少し簡単な設定方法を開発願いますよSOURCENEXTさん!
でも、ここの製品はコストパフォーマンスが良いので愛用(^v^)しています。
【その場の対応策】
ネットワークプリンターを使用するときは、このウイルスセキュリティZEROを無効にしてもらいました。。 少し格好が悪いですね・・・・・ スマートな対応じゃないし!
でも設定方法が、良く分からなくて
【持ち帰ってからの調査結果】
ウイルスセキュリティZEROの設定事例
・【ウイルスセキュリティ】ネットワークプリンタが使用できない 対応
・【ウイルスセキュリティ】アプリケーションごとに詳細な通信ルールを設定したい 対応
等など調べたのですが、
Windows ファイアウォールやルーターのような設定が出来ないようなので難しいですね。
結局、
また、
現地での試行錯誤が必要となるようです。・・・・・
思うんですが、PCを使用する環境はオフィスや人により千差万別であります。
そのため、発生する事象やエラーも千差万別であります。
それを、画一的な解決方法で臨むのは困難です。
元SEの時は、障害時対応、対策というのは自分の過去の経験則や同僚などからの情報で対応しておりました。
これも、限界であります。
経験則を補う方法として学習がありますが、これも膨大な書物が必要となり現実的ではありません。
(分野を限定して専門家となるのには意味があると思います。)
やはり、ここの解決策はweb2.0の集合知ではなかろうかと思います。
現に今回も、1720やネットワークプリンタ等、キーとなりうる単語を組み合わせて他の人の経験した内容を選考にすることができました。
同じような問題で苦労している人が他にもいる。
そして、その問題に取り組み解決に至っている。
これらの情報をネット上に公開し、それぞれが過去未来現在の情報を共有するということが、どれ程(どんだけ~!) 有意義なことであるかを教えてくれるのがweb2.0ネット検索エンジンであると強く思いいます。
私も発生した問題や、その解決策をネット上に掲示していきたいと考えております。
その場合は、ブログって強いつーるですよね。